Amazonを名乗る「order-update@amazon.co.jp」から突然メールが届いて驚いたことはありませんか?
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注文した覚えがない商品発送メール
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支払いエラーやアカウント停止の通知
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クレジットカード情報の入力を促す画面への誘導
これらのメール、もしかしたら「Amazonのなりすまし詐欺」かもしれません。
本記事では、そんな疑わしいメールが届いた時に確認すべきポイントや、本物か偽物かの見分け方、万が一クリックしてしまったときの対処法までを、わかりやすく解説していきます。
迷惑メール実例|order-update@amazon.co.jpから届いたメールの中身とは?
近年増加している、Amazonのふりをした迷惑メールの実例を紹介します。
📩 ケース1:注文していない商品発送の連絡
件名:「ご注文の確認」
内容:「Apple iPhone 15(256GB)のご注文ありがとうございます。発送準備中です。」
自分は何も注文していないのに、「発送準備完了」と書かれたメールが届くタイプ。
不安にさせ、メール内のリンクをクリックさせることが目的です。
📩 ケース2:支払い失敗→アカウント停止を装う
件名:「お支払い情報の更新をお願いします」
内容:「お支払いに失敗しました。下記リンクより情報の確認をお願いします。」
焦ってリンクを開くと、本物そっくりの偽Amazonサイトに誘導され、個人情報やクレジットカード情報を入力させるパターンです。
本物?偽物?order-update@amazon.co.jpを見分ける5つのポイント
一見するとAmazon公式のメールに見える「order-update@amazon.co.jp」ですが、詐欺メールの場合、いくつかの特徴があります。
✅ 見分け方一覧(表でチェック)
チェック項目 | 本物のメール | 詐欺メールの特徴 |
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差出人アドレス | @amazon.co.jp |
一見同じだが、実際は別のドメイン(例:@amaz0n.co.jp ) |
件名 | 正確で丁寧な日本語 | 不自然な日本語、緊急性をあおる言葉が多い |
本文の構成 | 落ち着いた表現、自然な敬語 | 句読点がおかしい、翻訳調の言い回しが目立つ |
リンク先のURL | https://www.amazon.co.jp/ で始まる |
長く不明な文字列、.xyz や .top など怪しいドメイン |
ログイン情報やカード情報入力の要求 | 公式サイト内での操作を促す | メール内リンク先で直接情報を入力させようとする |
ワンポイント:
本物のAmazonは、メールでクレジットカード情報の入力を求めることはありません。
不安な時は、Amazon公式アプリやマイページで確認するのが最も安全です。
迷惑メールを受け取ったときの正しい対処法
✋ 絶対にやってはいけないこと
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メール内のリンクをクリックしない
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添付ファイルを開かない
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返信しない
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指示に従って個人情報を入力しない
✅ 安全な対処手順
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メールは削除せずに保管(証拠になる可能性あり)
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Amazon公式の報告窓口にメールを転送
→ 宛先:stop-spoofing@amazon.com
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メールサービス側で「迷惑メール」として報告
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今後は迷惑メールフィルターを強化設定しておく
【緊急対応】もしもクリックしてしまった場合は?
万が一リンクをクリックした、あるいは情報を入力してしまった場合でも、すぐに行動すれば被害を防げる可能性があります。
🔐 クレジットカード情報を入力してしまったら
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利用中のカード会社にすぐ連絡し、不正利用を報告
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カード停止・再発行を依頼
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利用明細を数日間チェックし、怪しい請求がないか確認
🔐 Amazonのアカウント情報を入力してしまったら
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すぐにAmazonのパスワードを変更
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二段階認証(2FA)を有効化
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アカウントに不審な注文や履歴がないか確認
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不正アクセスが疑われる場合は、Amazonのサポートに通報
今すぐできる!Amazon詐欺メールを防ぐ3つの習慣
習慣 | 効果 |
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メールではなく公式アプリで確認 | メールが届いても、リンクをクリックせずに、Amazonのアプリで注文履歴や通知をチェックする |
二段階認証を設定 | 不正ログインされてもログインに追加認証が必要になるため、アカウント乗っ取りのリスクが激減 |
迷惑メールフィルターの設定 | Gmail、Yahooメールなどの「フィルタ設定」を活用し、危険なメールを自動的に振り分けることが可能に |
order-update@amazon.co.jpは「本物に見せかけた偽メール」に要注意!
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order-update@amazon.co.jp は一部の正規通知にも使われますが、詐欺メールにも多く悪用されています。
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本物かどうか迷ったら、「内容」と「リンク先URL」で判断。
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不安な場合は、Amazon公式アプリやカスタマーサービスに直接確認するのがベスト。
✅ 総まとめ|「order-update@amazon.co.jp」からのメールは本物か?見分け方と対処法を知って自衛しよう!
「order-update@amazon.co.jp」というアドレスから届くメールは、一見するとAmazon公式からの連絡のように見えます。しかし、実際にはこのアドレスを偽装した「フィッシング詐欺メール」が急増しており、注意が必要です。
詐欺メールは以下のような形で届くことが多く、
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注文していない商品の発送通知
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支払い失敗によるアカウント停止の警告
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支払い方法やパスワード更新を促すメール
など、受信者に不安を与え、「リンクをクリックさせる」「個人情報を入力させる」ことを目的としています。
本物か偽物かを見分けるには、以下の5つのポイントが重要です:
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差出人アドレスが正しいか(本物でも偽装可能なため注意)
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件名や本文の日本語に不自然さがないか
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メール内のリンク先URLが「https://www.amazon.co.jp」になっているか
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クレジットカードや個人情報を求めていないか
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過去に注文した記録と内容が一致するか
これらをチェックして、少しでも「おかしい」と思ったら、リンクをクリックせず削除または報告することが大切です。
万が一、リンクを開いて個人情報を入力してしまった場合は、
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クレジットカード会社や銀行へすぐに連絡して利用停止・再発行の手続きを行う
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Amazonのパスワードをすぐ変更し、二段階認証を設定する
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被害の兆候(不正注文など)がないか、アカウント履歴を確認する
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警察や消費生活センターにも相談する
など、迅速な行動が被害拡大を防ぎます。
詐欺メールの手口は年々巧妙化しており、今後も「本物そっくり」なメールが届く可能性は十分にあります。
だからこそ、日頃から次のような対策をしておくことが重要です:
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メールの内容は、必ずAmazon公式アプリやウェブサイトで確認する
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メールだけで完結するリンクや操作は避ける
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二段階認証を有効にしておく
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怪しいメールは開かず、Amazonに報告する(stop-spoofing@amazon.com)
こうした小さな習慣が、あなた自身と大切な人の個人情報・資産を守る力になります。
「メールがAmazonっぽいから大丈夫」ではなく、「本当にAmazonかどうかを自分で確認する」習慣を持ちましょう。
この記事をブックマークしておくと、万が一の時にすぐ確認できます。
今後の被害防止のためにも、ぜひ身近な方とも共有してください。
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